受験日記
受験生活総括
これでようやく会計士試験の受験生活から脱出。
10年前に二次試験を合格した時から三次試験に10年も要するとは夢にも思わず。
久しぶりにまじめに勉強した結果を総括してみます。
下記は手帳にメモっておいて計測した筆記試験(論文試験)対策までの学習時間等です。
勉強開始日:2004年1月31日
受験日:2004年11月4日~5日
各科目学習時間
1.監査実務
講義30時間 答練15時間 自習65時間 計110時間
2.会計実務
講義40時間 答練18時間 自習91時間 計149時間
3.分析実務
講義20時間 答練15時間 自習30時間 計 65時間
4.税務実務
講義35時間 答練18時間 自習91時間 計144時間
5.論文時事
講義 3時間 答練 3時間 自習23時間 計 29時間
トータル 497時間
と、まあ約500時間でした。
一般的にどのぐらい他の人が勉強されているのか比較サンプルがいないのでよく分かりません。たぶんそんなに多い方じゃないかと。
自分はTACには行っていなかったのでTACに行ってる人は授業自体の回数がもっと多いでしょうし。
個人的によかったのは二次試験からのブランクを埋める&ここ最近の会計トレンドというか最近導入された会計基準への対応の一環として二次試験の簿記の教材を取り寄せてそこから復習して基礎を固めなおしたのがよかったかと思います。
他にも税務にしても基本的な問題を繰り返し、トリッキーな問題は避け(というかこういう問題が出た時の火事場のクソ力を発揮するための下地作りが重要と考え)て繰り返し勉強したのがよかったかなと思います。
受験勉強の進め方、方法論的にはかなり自信があるのでまったく心配していなかったのですが、いかんせん周りのレベルが分からず、相対的にどのレベルに自分がいるのかが分からないのが一番の悩みでした。二次試験の時は答練の数も多く、受講生も非常に多く、答練等の段階で合格が確信に近いものがありましたが、今回の三次試験はそれがありませんでした。
しかも口述試験なんて答えられたようで全部は答えていないし、日々問題変わるわけでそれがどういう相対的評価されるのか全然見当がつかないし。とにかく手応えの少ない試験だったというのが正直な感想です。
ま、三次試験が終わっても今度はCPEといって継続的な研修を積んでいく必要があります。とはいっても会計の専門家、プロとして生きていくためには制度で強制されなくても自分でどんどん勉強していかないといけないのは当たり前のことです。そう、一生勉強です。