読書

読書:世間のウソ


ついでにもう一冊。
日垣隆さんの著作で「世間のウソ」新潮新書
帯に「すべてのイカサマお見通し!」なんてでかでか書いてありますが、そんなたいしたもんではありません。
ま、書いてあることはふむふむそういう見方もあるのねと思うものもあります。
一番よかったのは(お薦めは)、性善説のウソの章と精神鑑定のウソの章です。両章で共通して言われているのが若干、引用させていただくと
===引用開始===
取り返しのつかない凶悪犯罪(殺人、傷害致死、放火、強盗)で犯人に動機なるものを語らせることに反対はしませんが、その動機の如何によって罪を軽くすることは止め、あくまで被害者に与えた「被害の深刻さ」によって裁くべきだ、
===引用終了===
と結果責任を負うべきだということですが、同感です。
最近、いわゆるあぶない人が事件を起こすとすぐに精神鑑定になり、場合によっては責任能力なしとなり罪が減免されることがありますが、そういう人がすぐまた世の中出てきてしまうわけです。
被害者はどんな動機を犯人がもっていようが殺されたという事実は変わらないのに罪が軽くなるなんて。やはり納得しがたい。どんなに憎んでいても殺しはしない人が多数であるのに、です。

2005-03-21 | Posted in 読書No Comments » 
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